「2023年度 沖縄からアジアへトビタテ!海外研修事業」

 

【派遣学生の調査テーマ】

派遣国          大学・学部                   年次   コース     調査テーマ

1.台湾         名桜大学 国際学部            1      地域発展     台灣の食品ロス対策

2.台湾         琉球大学 国際地域創造学部     3      DX         沖縄と台湾の産業DXについて

3.シンガポール   琉球大学 人文社学部          1      地域発展     みんなが相談しやすい社会を作るために必要なこと

4.シンガポール   琉球大学 国際地域創造学部     1      観光        沖縄県への外国人観光客誘致の提案  

5.シンガポール   沖縄国際大学 総合文化学部     2      観光         沖縄のエコツーリズムを充実させるには?

6.マレーシア     沖縄県立看護大学  看護学部     1      地域発展     マレーシアの食生活から見えてきたモノ

7.マレーシア      琉球大学 国際地域創造学部    2      物流        沖縄をアジアの物流のハブとすることで沖縄県民の所得を上げる

8.マレーシア      琉球大学 国際地域創造学部    2      物流         沖縄へのムスリムに対しての観光誘致  

 

      【台湾】           【シンガポール】        【マレーシア】

 

【派遣学生の体験談】

台湾の体験談➊

➊私は、台灣の食品ロス対策について調査を行い、同時に沖縄の食品ロス課題や食品ロスに対する台灣人と県民の認識度の比較を行いました。

➋学生交流では、沖縄県の文化・食・観光スポット等の紹介及び文化交流(折り紙)を行い、アンバサダー活動に貢献しました。

➌また、日本から近い台灣は、気候がほとんど変わらず生活しやすかったですが、真新しいものも非常に多く、毎日が刺激的な日々で

 した。企業訪問や学生交流、また日々の生活から台灣人の優しさに触れとても心が温かくなりました。

❹台灣は、島国であるため自国内でまかなっていこう、より良い国にしていこうとする前向きな人々が多く、研修を通して非常に影響を受けました。

➎現地学生との交流では、学生の勤勉さはもちろん、積極的に日本語を話す姿勢を実際に見て、今後の勉強のモチベーションにもなりました。

➏本研修で培った能力やレベルアップできたことを将来に活かし、また寛容な心をもち、常に誰かの役に立てるような人間になろうと思います。

 

台湾の体験談➋

➊私は、台湾の産業DXについて調査を行い、台湾と沖縄の現状や課題の比較を行いました。

➋学生交流では、沖縄の歴史や伝統精神、文化等の紹介を行い、アンバサダー活動を行いました。

➌また、台湾滞在中、日々多くの出来事がありましたが、1番印象に残ったことは、人との出会いです。台湾は沖縄のように親しみやすく温かい人が多く、訪問先の方々や出先で出会った人皆素敵な人ばかりでした。彼らから得た学びや、人との関わりを通して得た気づきも多くありました。「成長して将来必ずまた会いに行きたい」と思った人々との出会いは、私にとって大きな財産となったと思います。 

❹将来は、「全ての子どもがやりたいことに挑戦し、成長できる環境をつくる」というビジョンの実現のため、DXによる沖縄の産業強化に貢献する人材になります。DX推進による企業の稼ぐ力の向上に取り組むことで、沖縄の貧困問題の解決に取り組んでいきたいです。

 

シンガポールの体験談➊

➊街って人間が作っているので、その土地の人柄が街にもにじみ出ると思います。路上たばこする場所とか、道に落ちているごみの量とか、受付の人の親しみやすさとか。観光地に行くのも面白いけど、私は街を見ることで、この国の人はどんな人たちなのかなとか、何を大切にしているのかなというところを知ることに力を注ぎました。

➋シンガポールはの人は、とっても優しくて、みんな笑顔が素敵なのでこれからシンガポールを訪れる方も現地の人と関わって、シンガポール人の温かさを実感してほしいです!熱帯気候なのに、人の温かさに更に体温が上がっちゃいます。

➌また、いつもは恥ずかしがり屋でなかなか自分から行動できない人は、海外にいるときは別の人格になったつもりで一から私を作っていくと有意義な時間が送れることにも気付きました。初めは自分の英語に自信がなくて現地の人との会話にストレスを感じてましたが、コミュニケーションで大切なのは言葉の上手さではなく、伝えようとする気持ちと、知ろうとする気持ちだけと気づいたので最終的には何の苦も無く会話が出来ました。簡単な言葉でそれっぽくまとめているようですが、結構本当です!

❹私はスクールカウンセラーになって、学生さんたちにもっとカウンセリングを利用して余計なストレスをため込まず、健康な学生生活を送ってもらいたいという夢があります。カウンセリングの利用率を高めることは沖縄に限った話ではないですが、まずは身近な沖縄から、今回の研修で学んだことや現地のSCさんが行っていた、生徒が利用しやすくなるための工夫を真似して、いつか全国にも影響するように自分から積極的に活動しようとおもいます。沖縄が、日本で一番メンタルケアの進んでいる県にしてみたいです!まずはとにかく、心理学の勉強をがんばります。

 

シンガポールの体験談➋

➊私は本事業において、沖縄の自然を守る取り組みを充実させるためエコツーリズムについて調査を行いました。

➋また、アンバサダー活動として三線とハワイアンフラのコラボレーションで沖縄の民謡を披露しました。

➌シンガポールの交通の利便性や豊かな自然などにも触れることができ、とても貴重な経験となりました。現地の方との交流を通して、日本の認知度の高さを知るとともに、私自身も日本のことをさらに知る必要があると気づくことができました。

❹今後は日本や沖縄について学びを深め、沖縄の観光を盛り上げる人材になるために努力していきたいと思います。

 

シンガポールの体験談➌

私は本研修でシンガポールのMICEについて調査をしました。そして、沖縄のMICEの可能性について考えました。

また、アンバサダー活動では、カチャーシーをみんなで踊りました。

シンガポールで「シンガポールの日本で行きたい都道府県ランキング」では、沖縄県が3位だということを知り、沖縄の観光の可能性を知ることが出来ました。

シンガポールでの気づきと沖縄のMICEを比較することで、「沖縄の強みを活かしたMICEとは」について深く考えるきっかけになりました。

現地の学生さんとの交流で、みんな目標に向かう姿勢や情熱が素敵だと感じたため、観光分野で沖縄に貢献したいという目標に向かってより一層頑張りたいです。 

 

マレーシアの体験談➊

➊私は沖縄県の健康課題を解決するためのヒントを得るためにマレーシアでアンケート調査や市場調査を行いました。

➋また、語学学校や現地の方との交流を通して英語を話すことに慣れて、簡単な会話ができるようになりました。

➌マレーシアは、主に3つの民族が共生しており、様々な行事や宗教を肌で感じることができます。日本とは違う、何事にも寛容な国民性がおもしろいです。自分の視野を広げられる上に、何がおこっても対応できる力が身につきました。日本の良さにも気づけます。

❹また、グループでの行動を通してみんなで支え合うことの大事さにも気づけました。また、マレーシアでは、2、3カ国後を話せる方が多く、語学学習のモチベーションになります。

➎将来は看護で沖縄に貢献することはもちろん、もっと海外で学び、良いと思った所を沖縄にたくさん生かしていきたいです。

 

マレーシアの体験談➋

➊多文化多民族社会で初めて1ヶ月も生活する機会を頂き、その環境に良い意味でとても刺激を受けました。お互いを理解し合い尊重し合うマレーシアの人々を見て、私もありのままの自分で過ごす事ができました。その為、とても幸福度の高い1ヶ月間でした。

➋逆に、うまくいかないことももちろんあり、時間やルールにルーズなマレーシアの国民性が垣間見れる事もありましたが、それもマレーシア人の国民性だと理解する事ができるようになり、研修の後半は段々と気にならなくなりました。この事から、日本人はとても完璧主義であり、比較文化がまだ根強く残っていると感じました。

➌また、語学の重要性をこれでもかと感じさせられた1ヶ月間でした。2カ国語・3カ国語を巧みに使いこなすマレーシア人を見て焦りを覚えました。より一層、語学習得に励みます。

❹今回の企業訪問やアンケート調査を通じて、将来、沖縄とマレーシアを物流という観点で繋ぐ架け橋に、そして、ゆくゆくは沖縄とアジアを繋ぐ架け橋として活躍したいと強く思うようになりました。

➎マレーシアで生活した事によってその意思はより強固なものとなり、沖縄を、そしてマレーシアを物流産業で盛り上げて行きたいと考えています。将来的に、起業という手段を使い、沖縄をアジアのハブに、そして沖縄県民の所得向上に寄与したいと考えております。

 

マレーシアの体験談➌

❶私は、本研修において「ムスリムに対しての観光誘致」というテーマで、企業訪問や現地でのアンケート活動を行いました。また、学生交流では、空手についてプレゼンを行い、アンバサダー活動に貢献しました。

➋マレーシアは、マラッカ王国時代から植民地時代にかけて、様々な文化を取り入れたチャンプルー文化が根付いており、現在でも、中華系・マレー系・インド系のそれぞれの民族が共存しています。また、それぞれの民族が会話を行うために、英語を話す姿勢はとても素晴らしいものだと感じました。このことから、多文化共生社会には、英語が重要であると感じ、英語を学ぶモチベーションにつながりました。

➌今回の研修を通して、沖縄の観光・特産物などの沖縄の良さを海外に伝えたいという思いが強くなりました。この気持ちを忘れずに、アジアと沖縄の架け橋になれるようにこれからも頑張りたいです。

 

「2023年度 沖縄からアジアへトビタテ!海外研修事業」報告会

【2024年3月25日】      

       

      「沖縄タイムス記事」【2024年4月3日掲載】     

 

「2022年度 沖縄からアジアへトビタテ!海外研修事業」報告会

【2023年3月29日】     


派遣留学生の様子は、Facebookページをご覧下さい。

沖縄タイムス 教育面 2017年2月12日日曜日

平成28年度後期(第5期)官民協働海外留学支援制度~トビタテ留学JAPAN日本代表プログラム~地域人材コース壮行会

琉球新報 教育面 2016年10月7日金曜日

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平成27年度後期(第3期)官民協働海外留学支援制度~トビタテ留学JAPAN日本代表プログラム~の全国コースと地域人材コース派遣留学生決定記者会見

文部科学省は、平成25年10月より、留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」を開始しました。本制度は、産業界の意向を踏まえ、実践的な学びを焦点に、海外留学の機運を高めることを目的として日本の学生に対する奨学金等の支援を行い、意欲と能力があり、リーダーシップを発揮する多様な人材を海外に派遣することにより日本の学生の海外留学を促進するものです。

 この度、平成27年度後期(第3期)官民協働海外留学支援制度~トビタテ留学JAPAN日本代表プログラム~の全国コースと地域人材コース派遣留学生が決定しましたのでお知らせします。全国コース4名、地域人材コース7名の計11名が派遣留学生として海外へトビタチます。

全国コースについては日本学生支援機構の基金を奨学金とし、地域人材コースについては県内企業の寄附金と日本学生支援機構の基金を併せた奨学金を援助するものです。

ついては下記のとおり、沖縄からアジアへトビタテ留学JAPANプロジェクト派遣留学生決定の記者会見を開催しました。

○日時:平成27年7月8日(水)14:00~14:30

場所:琉球大学本部棟4階会議室

○出席者:沖縄経済同友会副代表幹事、琉球大学長、名桜大学長、キリスト教学院大学長、サイ・テク・カレッジ理事長、各大学等の11名の学生

 

記者会見の様子は、トビタテ!留学JAPAN地域人材コースのfacebookページにアルバムとして掲載しています。